概要
- ファームウェアバージョン v1.52 以降でWi-Fi接続設定が使用可能となります。ファームウェアバージョンがこれに満たない場合には最初にファームウェア更新作業が必要となります。
- Wi-Fi対応ファームウェアをBrooklyn Bridgeに適用する作業にはWindowsコンピューターあるいはmacOSを搭載したApple製コンピューターが必要になります。
- Wi-Fi対応ファームウェア適用後の最初のセットアップに特別な手順が存在するため、本ドキュメントの指示に従い設定をお願い致します。
- ファームウェアv1.5以降ではOTAアップデートが廃止されました。今後のアップデートには必ずPCまたはMACが必要となります。
設定方法
1.Brooklyn BridgeをWi-FiルーターとLANケーブルで接続して下さい。
Wi-Fiルーター経由でインターネットに接続できる必要があります。
2.Mytek Control Panelを用いてファームウェアを更新します。
①ファームウェアをダウンロード(v1.52)します。
②ダウンロードしたファイルはZIPファイルとして圧縮されているため、これを解凍します。例えばWindowsの場合はダウンロードしたファイルを右クリックして「すべて展開」を選択すると解凍されます。macOSの場合はメーカーサポートページをご参考ください。
③「040-da384ntwrk-app_firmware_v1.52STBL_build092.mfb」というファイルがあることを確認して下さい。
.mfb という拡張子が表示されてない場合、Windowsエクスプローラーに対して設定が必要な場合があります:参考ページ
④Mytek Control Panel を作業するコンピューターへインストールします。サポートページよりダウンロードできます。
⑤Brooklyn BridgeをコンピューターとUSBケーブルで接続するとMytek Control Panelが次の画像のような表示になります。「Load firmware file」をクリックしてダウンロードしたファームウェアファイルを読み込みます。
すると「Update」ボタンがクリックできるようになりますので、「Update」をクリックします。アップデート作業が自動で進みBrooklyn Bridgeが自動で再起動いたします。
3.ファームウェアの適用が完了するとBrooklyn Bridgeが自動的に再起動しますが、再起動が完了するまで電源供給を断たないようにし、かつ、LANケーブルを抜かずにお待ちください。電源ケーブルを抜くなどすると故障の原因となります。また、この段階でLANケーブルを抜いてしまうと以降の手順でスムーズにWi-Fi設定が行えなくなります。
4.再起動したら改めてフロントパネルを操作して「Device Info」を表示させます。赤枠で囲った部分にNetwork module firmwareのバージョンナンバーが表示されます。これが表示されることを確認して下さい。
- LANケーブルがWi-Fiルーターやスイッチングハブに正しく接続されており、通信可能な状態になっていなければバージョンナンバーの表示がされません。設定中はLANケーブルをBrooklyn Bridge等から抜かないようにして下さい。
- LANケーブルが正しく接続され通信可能な状態になっていても、再起動直後はバージョンナンバーが表示されるまでタイムラグがあります。表示されない場合にはしばらく待って頂き、表示を確認して下さい。
- 表示されるバージョンナンバーは時期により異なります。画像と数字が異なる場合がありますが、何らかの内容が表示されてさえいれば問題ございません。
5.最後にWi-Fiの接続設定を行います。手順についてはマニュアルP.22「9.2.28 Network」の項をご参考ください。
- Brooklyn Bridgeは2.4GHz帯のみ使用可能です。
設定が完了した以後は、LANケーブルを抜いて下さい。Wi-Fi設定後はLANケーブルが接続されている場合は有線LAN動作が優先されます。LANケーブルが抜かれている場合には自動的にWi-Fiで動作します。
取扱説明書(マニュアル)
サポートページ
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